こんにちは。RingaYogaの千尋です。
遅くなりましたが、6月の夜に開催した、キャンドルナイトヨガ × シンギングボールのイベントのご報告。
お忙しい中ご参加いただき、感謝の気持ちでいっぱいです。
スタジオの灯りをすべて消し、キャンドルの優しい光だけで行う夜のヨガ。
今回は演奏者のサラさんが、〈ハンドパン〉という楽器も持ってきてくださり
〈シンギングボール〉と〈ハンドパン〉の澄んだ音色がスタジオに響いていました。
「本当に癒された」
「不思議な感覚だった」
「音によってカラダに響く場所がちがった」
そんなお声をいただいた、特別な夜の様子を今日はレポートとしてまとめてみました。
後半では、**シンギングボールって何?どんな効果があるの?**ということや、
キャンドルの癒し効果についても詳しくご紹介しています。
イベント当日は、夕方からゆっくりと準備を始めました。
たくさんのキャンドルに一つひとつ丁寧に火を灯していく時間は、私自身にとっても静かで穏やかなのひととき。
スタジオ全体が、あたたかくやわらかな灯りに包まれていくと、普段見慣れている空間がまるで別世界のようになります。
このイベントは夜の開催ということもあり、お仕事帰りの方や、家事や育児を終えたあとの方がご参加されていて、
ようやく自分の時間がとれ、レッスンの最後にはふっと表情が緩んでいたのがとても印象的でした。
今回ご一緒してくださったのは、私のキッズヨガの師でもあるシンギングボール奏者のSara先生。
では、あらためて シンギングボールとは何か をご紹介します。
シンギングボールは、チベットやネパールに古くから伝わる金属製の楽器です。
見た目はボウル(お椀)のような形をしていて、縁を擦ったり叩いたりすることで、倍音と呼ばれる多層的な振動を含みます。
この振動は、水に影響を与えるとも言われており、体内の水分に共鳴して深いリラックス感をもたらしてくれます。
実際に「身体の内側まで音が響いたように感じた」という方も多く、音を“聴く”というより“浴びる”感覚が魅力のひとつです。
・自律神経を整える
・脳波をα波・θ波に導き、深いリラックス状態へ
・不安やストレスの軽減
・不眠や頭の緊張の改善
・ヨガや瞑想との相乗効果
とくに「思考を止めたいのに止まらない」「頭の中がずっと忙しい」という方にとって、音の振動がすっと心を静かにしてくれます。
シンギングボールと並んで、今回のもう一つの主役がキャンドルです。
キャンドルの灯りには、科学的にもリラックス効果があることが分かっています。
キャンドルの光は「1/fゆらぎ(エフぶんのいちゆらぎ)」と呼ばれるリズムを持っています。
これは自然界の心地よい音や光(小川のせせらぎ、そよ風、木漏れ日など)と同じリズムで、人の心拍や脳波と調和しやすい特徴があります。
また、やさしいオレンジ色の灯りには副交感神経を優位にする効果があり、心拍数や呼吸を自然と落ち着けてくれる作用も。
忙しい日常では、スマートフォンやパソコンのブルーライトに囲まれた生活が当たり前ですが、
このキャンドルの灯りは、私たちの「緊張のスイッチ」をオフにしてくれるのです。
今回のイベントでは、ヨガの中でも特に**“自分を慰る”ことを大切にした内容**にしました。
ゆったりとした動きと、いつもより長めのポーズをボルスターやブロックを使いながら無理なくキープして
呼吸に意識を向けたり、感覚を丁寧に味わったり。
そこに音と灯りが寄り添ってくれることで、いつものヨガとはまた違った深さが生まれました。
今回は、シンギングボールに合わせて〈ハンドパン〉という楽器も合わさり、
静と動の動きに合わせて、奏でられる音のシャワーを全身で浴びる時間となりました。
次回の開催も検討中です。
日常の中で「ちょっとひと息つきたいな」と感じたとき、またこの場所に戻ってきてもらえたら嬉しいです。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
少人数制で一人一人に合わせた丁寧な指導を行なっています
スタジオは新座市のカタニデベーカリー2階にあります。
周辺には薬局、衣料雑貨店、スーパーもあり、ヨガの後にはお買い物にも便利です♪