DIYと漆喰でつくった温もりのヨガ空間|RingaYogaができるまで〈前編〉

2025年10月01日 13:30
カテゴリ: RingaYoga

ヨガスタジオができるまで 〜前編〜

こんにちは。RingaYogaの土屋千尋です。

今日は、RingaYogaがどのようにできたのか、その物語を少しずつお話ししたいと思います。

スタジオがオープンしたのは2023年冬。

夫が営む小さなパン屋「カタニデベーカリー」の2階を改装してつくりました。

レッスンのあとに1階でパンを買って帰られる方も多く、パンとヨガの香りがゆるやかにつながり、訪れる方それぞれの暮らしに溶け込むスタジオになっています。

でも、最初から今のような空間だったわけではありません。

改装前の2階

(改装前の2階)

ここは長い間、中華料理屋さんとして地域の方に愛されてきた場所。

2階は和室で、壁や天井には年季が入っていて、「このままではヨガスタジオとしては難しいなぁ…」というのが正直な気持ちでした。

そんなとき、大家さんが「自由に変えていいですよ」とおっしゃってくださいました。

色々とお話を進めながら、ついに「ここをヨガスタジオにしよう!」と決意しました。

工務店さんとの出会い

改装中の様子

お願いしたのは、新座市の「五十嵐工務店」さん。

予算も限られていたのですが、親身になって相談に乗ってくださり、私のイメージを丁寧に聞いてくださり、形にしてくださいました。

私は「古い建物ならではの木の味わいも残したい」という思いがあったので、その気持ちを大切にしながら工事を進めていただきました。

和室は洋室に変えつつ、大黒柱や木枠の存在感は残す…。

そのバランスを取っていただいたことで、古さと新しさがほどよく調和した空間になっていきました。

初めての漆喰塗りに挑戦

漆喰とその道具

そして私がどうしてもやってみたかったのが「漆喰(しっくい)塗り」。

漆喰は自然素材で、昔からずっと憧れていました。

講習会にも足を運び、知れば知るほど「ヨガスタジオにぴったりだ」と感じたのです。

漆喰の魅力はたくさんあります。

・化学的な匂いがしないこと

・湿度を調整してくれること

・抗菌作用があるので清潔に保ちやすいこと

・自然素材だから、安心感があること

ヨガをする空間だからこそ、呼吸が気持ちよくできる環境にしたい。

そんな思いもあって、自分の手で漆喰を塗ることを決めました。

いざDIYへ!壁紙を剥がすところからスタート

砂壁を剥がしているところ

でも、私はDIY経験ゼロ。

ペンキも塗ったことがないほどでした。そんな私がいきなり漆喰に挑戦するなんて、本当に大丈夫なのか…。

それでも、「自分の手で空間をつくる」という思いが背中を押してくれました。

工務店の五十嵐さんにアドバイスを頂きながら、最初に取りかかったのは、古い壁紙や砂壁を剥がす作業。

これが想像以上に大変でした。

カッターやヘラを手に、ひたすら壁と向き合う毎日。削るたびに白い粉が舞い、腕も腰も疲れる。

でも少しずつ壁がすっきりしていく様子に、いつの間にか夢中になって作業をしていました。

暑い季節だったこともあり、汗をかきながら作業をする日々。それでも確実に一歩ずつ進んでいる実感が励みになりました。

次回予告 ― いよいよ漆喰塗りスタート!

こうして、下地の準備が整いました。

次はいよいよ「漆喰塗り」に挑戦!

初めてコテを手にしたときの緊張感や、壁が真っ白に変わっていく感動、そして完成までの道のり。

次回はその後半戦をお届けします。

改装中のRingaYogaスタジオ風景

床・天井・階段などの内装の工事が終わったところ

我が家のボーイズもお手伝い♪

🌿次回の「後編」では、完成したスタジオの全貌や、今のRinga Yogaに込めた思いを綴ります。

スタジオについて

RingaYoga(リンガヨガ)レッスン風景

少人数制で一人一人に合わせた丁寧な指導を行なっています

アクセス

カタニデベーカリーとRingaYogaの外観

スタジオは新座市のカタニデベーカリー2階にあります。
周辺には薬局、衣料雑貨店、スーパーもあり、ヨガの後にはお買い物にも便利です♪

RingaYoga(リンガヨガ)ロゴマーク
記事一覧を見る