こんにちは。Ringa Yoga の土屋千尋です。
前回の「前編」では、パン屋の2階をスタジオにしようと決めたところから、壁紙を剥がしてDIYに挑戦するまでの道のりをお話ししました。
(漆喰を塗る前のスタジオ)
今回はいよいよ「漆喰塗り」から、スタジオ完成まで。
そして現在のRinga Yogaがどんな場所になっているのかをお届けします。
下地を整えたあと、いよいよ漆喰塗りがスタートしました。
コテを手に取り、壁に最初のひと塗りをした瞬間のことを今でもよく覚えています。
ひんやりとした漆喰が壁にのり、スッと広がっていく感触。
思いどおりにはいかなくて、厚すぎたり薄すぎたり、ムラができてしまったり。
「ここに自分の手が加わって、少しずつ空間が変わっていく」
黙々とひたすら漆喰を塗っていくことに、気づけば夢中になっていました。
幸運なことに、漆喰経験のある知人や友人が手を貸してくれました。
お店をを経営している知人は、自分のお店でも漆喰を使ったことがあり、道具を貸してくれました。
さらに、休日には友人が駆けつけてくれて、部屋中にビニールを敷くなどの下準備から必要な道具の準備。
右も左もわからない私に、最初から最後まで根気よく付き合ってくれた友人の存在は本当に心強かったです。
漆喰の匂いはほとんどなく、自然そのもののやさしい空気が部屋に広がっていきました。
塗り進めるたびに、空間が明るく、軽やかになっていくのが目に見えてわかりました。
壁だけでなく、木枠や大黒柱、トイレのドア、1階入口の扉なども一つひとつ塗り直していきました。
大切にしたのは、「古いものを消す」のではなく「古さを活かす」こと。
長年支えてきた柱には歴史が刻まれています。
その表情を残しながら、新しく生まれ変わらせるように丁寧に塗りました。
何週間もかけて作業を続け、ようやくスタジオが完成しました。
真っ白な漆喰の壁に、木のぬくもりが映える空間。
窓から差し込む光がやわらかく反射し、時間によってさまざまな表情を見せてくれます。
初めて生徒さんを迎えたときのこと
「わぁ、気持ちのいい空間ですね」
そんな言葉をいただいた瞬間、「やっぱりここをスタジオにしてよかった」と心から思いました。
(お世話になった五十嵐工務店の五十嵐さんと)
ここは、ヨガを楽しみに来ていただく場所でありながら、ふっと力を抜ける空間でもあります。
忙しい毎日で頑張りすぎている女性が、ふっと力を抜ける場所。
「自分のための時間」を取り戻せる場所。
心と体をやさしく整え、体は元気に、気持ちはふっと楽に。そんな場所になればと願って、少しずつ形にしてきました。
スタジオが完成してから約2年。
私がずっと大切にしてきたのは、「安心して通っていただける場所であること」です。
少人数制だからこそできる、一人ひとりに寄り添った丁寧な指導。
初めてでも安心できる、シンプルでわかりやすいクラス編成。
無料レンタルマットや予約不要の気軽さも、ヨガを始めやすい理由のひとつです。
ヨガを始めるきっかけは人それぞれ。
「体を動かしたい」「リフレッシュしたい」「肩こりや不調をなんとかしたい」――どんなきっかけも大歓迎です。
大切なのは、「ちょっとやってみようかな」と思った、その小さな気持ち。
Ringa Yogaは、その一歩を安心して踏み出せる場所でありたいと願っています。
🌿前編と後編を通して、スタジオ誕生までの物語を読んでいただきありがとうございました。
この空間で、あなたとヨガをご一緒できる日を楽しみにしています。
Ringa Yoga では、初めての方も安心してご参加いただける体験レッスンをご用意しています。
・体験レッスン:¥1,000
・当日チケットをご購入いただければ、体験レッスン料は無料になります
・体験は予約制です
・チケットはご家族でシェアして使っていただけます
ヨガが初めての方も、ブランクがある方も、どうぞ気軽にお越しください。
あなたの毎日が少し軽やかになるきっかけになりますように。
少人数制で一人一人に合わせた丁寧な指導を行なっています
タジオは新座市のカタニデベーカリー2階にあります。
周辺には薬局、衣料雑貨店、スーパーもあり、ヨガの後にはお買い物にも便利です♪